住まいの提案、秋田。 vol.15 (P68〜)掲載情報

S・デザインファクトリー(株)

シンプルでオーソドックスであることの魅力
”AKITA STANDARD”

 秋田らしさとは何か。そう問われたとき私たちはどんなことを想像するだろう。大らかさ、素朴さ、厳しさ。自分の暮らす土地における「らしさ」について、改めて考える機会は少ない。この住まいは、そんな「秋田らしさ」をテーマに、三光不動産と建築家の山口龍男氏が率いるS_DESIGN FACTORYが手掛けた規格型住宅だ。気候風土に合わせた素材選定で秋田杉を適所に用い、手の届く上質で気持ちいい暮らしをデザインした。約30坪とコンパクトな面積でありながら、立体的な表現の工夫によって家の内外の"見え方"をコントロールしている。まずは外観における外装材の組み合わせ。鋼板と塗り壁、木材と多様な素材を使い分け、多面的な魅力をつくりだしている。そしてもうひとつは袖壁の存在だ。敷地外からの視線を遮る、外壁を汚れから守るなど、機能的な役割を果たしながら建物の奥行きや厚みの感じ方を制御し、変化を持たせている。 ……続きは誌面でどうぞ

玄関ホールは和室の窓へ視線を誘導し、広がりを感じさせる

外部の袖壁と奥行きで窓からの視線を制限し、明るさだけを取り込む

キッチンを含め17.5畳のコンパクトさを感じさせない広がり。アクセントウォールの内側は水回りが並ぶ

白×ステンレスのキッチン。清掃用具などの収納に便利なクローゼットやPCスペースも

正面に見えるトイレ・手洗い側の窓は、その奥行で外からの視線を遮り、北側の安定した明るさをリビングに届ける

両フロアにつながりをもたらす吹き抜けの階段スペースが、視線の通り道をつくり解放感を生む

南面は3つの大きな窓で両フロアに明るさを届け、曇りの多い冬も室内には健やかな明るさが満ちる

建具の開閉によって、リビングの続き間として、客間として使う多用途な畳スペース

キッチンやリビングからの視線が和室まで抜けることでコンパクトさを感じさせない工夫

ビルダー情報

会社名 S・デザインファクトリー(株)
代表者名
建築業許可番号 一級建築士事務所/秋田県知事登録17-10A-0487
所在地 〒0150885 秋田県由利本荘市水林429-1-2階
電話番号 0184-74-3141 FAX番号 0184-74-3144
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容
取扱い工法
価格の目安
アフター保証
取扱いエリア
取扱い坪単価 施工実績
ホームページ https://s-d-factory.jp

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