住まいの提案、岐阜。 vol.12 (P54〜)掲載情報

(株)田中工務店

空と木と光と
優しい記憶を抱いて
まちの風景になる、我が家。

横長のハイサイドライトと樹木のシルエットが映える壁は、風景の中に現れたスクリーンのよう。平屋の瀟洒な造りながら、さりげなく存在感を放って道行く人を楽しませます。小箱を思わせる家は、中庭をぐるりと囲むロの字型。内部には穏やかな光と誰にも邪魔されない寛ぎ空間が広がります。

 「すっきりとしたデザインに惹かれて家の相談に行ったら、“まずは土地を見ます。家づくりは光や風をしっかり見切ることが原点ですから”と言われ、間違いないと思いました」。施主のWさんは、田中工務店に決めた理由を、そう振り返ります。家業を継ぐために郷里に戻り、実家の立て替えを決意。最初に土地を見せた時は、まだ家が建っていました。「以前は増改築を重ねた2階建ての家で、それを壊して新築したんです。この家は平屋で、前とは全然違うのに、出来上がったら、どこか懐かしい気がして違和感がなかった。よく見ると、玄関辺りの屋根の勾配とか、随所にさりげなく昔の家の雰囲気があるんですよ。リクエストしたわけじゃないのに気持ちを汲んでくださったんですね。やられちゃったなぁ」と笑います。
 北側は道路、南側は仕事用スペースに挟まれた敷地をどう活かすのか、それが設計の鍵でした。決定したプランは、真ん中に中庭、リビングを北側に配置したレイアウト。北側は、大部分を壁にして外からの視線をシャットアウトし、採光と換気用に上部に横長のハイサイドライトを設けました。高い位置にある窓は、外から見られる心配がなく、中から見えるのは、刻々と変わりゆく空のみ。北からの光は一年を通して安定し、ソフトなので気分が落ち着きます。また、リビングの南側は中庭で、開放感十分。外から見えないのでカーテンも必要ありません。そんな中庭に吊したハンモックで寛ぐのが、Wさんの「至福の時」です。 ……続きは誌面でどうぞ

玄関へは、敷石と植栽が導く。抑えた色合いのジョリパットの壁と自然素材の調和が見事。屋根の傾斜には古い家の面影も滲む。

壁に映える植栽が豊かな表情を演出する北側部分。上部に切られた横長窓の木枠は、ファサードのアクセントであると同時に、庇も兼ねている。

キッチンから見るリビング。奥の和室は、引き戸を閉めれば個室になる。テレビ下の造り付けテレビボードも床から浮いて見える繊細な仕様。

アイボリーを基調にしたシンプルな空間に、アメリカンブラックチェリーの濃色がシック。北側のハイサイドライトからの柔らかな光が心地良い。

シンプルながら緻密な計算が施された和室。刷毛仕上げの塗り壁、多用途の木の棚、桟を極力省いた障子窓など、わび・さびの美意識が感じられる。

中心に位置する中庭は、部屋と同じ高さのウッドデッキ。窓を開ければ室内の延長になる。空とシンボルツリーだけの空間で、ハンモックに揺られれば気分はリゾートだ。

外部から見えないので夜もカーテン不要。中からは空の移り変りを楽しめる。キッチンの白いタイルに映える間接照明や食卓の明かりが柔らかい。

中庭の四方に異なる生活空間を配置。東は玄関、西はアメニティーゾーン、南側は寝室、北はリビング。ぐるりとつながりながら、抜け感もある空間活用が見事。

洗面台、棚、ベランダ部分の格子戸は、全て田中工務店のオリジナル。見た目はもちろん、使い勝手にこだわった工夫が満載。

ビルダー情報

会社名 (株)田中工務店
代表者名 代表取締役 田中 義行
建築業許可番号 建設業許可番号/岐阜県知事許可(般-24)第9961号、一級建築士事務所登録番号/岐阜県知事登録 第12296号
所在地 〒5016257 岐阜県羽島市福寿町平方5丁目53番地
電話番号 058-398-4600 FAX番号 058-398-4610
営業時間 定休日
設立 1981年(昭和56年)年4月1日 資本金 1,000万円
業務内容 建築工事業
取扱い工法 木造、2×4、FPの家、鉄骨
価格の目安
アフター保証 日本住宅保証検査機構(JI0)、(財)日本住宅検査機構、住宅あんしん保証
取扱いエリア
取扱い坪単価 50〜80万円未満 施工実績
ホームページ http://k-tanaka.co.jp
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