住まいnet信州 vol.26 (P86〜)掲載情報

(株)サンプロ建築設計

テラスのある
モダンスタイリッシュな家

リビングの床は黒のタイルで、ダイニングのそれは赤みが美しい無垢材、
壁と天井の白がすっきりと全体をまとめ上げる。
上質でスタイリッシュなLDKだ。庭に面した窓を開け放てば、
石張りのテラスもあって、信州の自然とつながる日々が送れる。
それは、家族の暮らしの質に気づかいした住まいだ。

 
 なんてファッショナブルなリビングなのだろう。キリッと小粋で、空間の完成度が高い。隙がないのに心休まるのは、プランをじっくり練り、使う素材を選び抜いたからだろう。  
 リビングの床は黒の鏡面タイルだ。大きな開口の外は、広々としたテラスが続く。そのデザインは、サンプロが提案する「信州現代民家」のテイストを採り入れたものだ。夏はその扉を開き、リビングと屋外を一体化させてゆったり過ごす。冬もカーテンを閉め切らない。家族がいちばん長く時間を過ごすリビングは、やっぱり開放感が大切だからだ。庭の前に高さのある壁を設けたから、外からの視線も気にならず、明かりを灯す夜も安心して過ごせる。  
 ダイニングの床はリビングより少し高い。畳スペースはさらに一段上だ。だから天井の高さも場所によって変わってくる。このあたりが構造の妙。たとえば、和室には日本人のDNAに刻まれた居住まいの心地よさがある。リビングでは、無垢の木が張られた斜め天井やトップライトの効果もあり、上へと向かう伸びやかな自由が感じられる。

玄関を入ると、曲線を描く対の壁が内へと誘う。奥行きを感じさせるとともに、視線を遮る効果もある。

リビングのタイルや階段の黒、ダイニングの床のサペリ材の赤、リビング天井のレッドシダー材の淡い赤み、そして壁の白がバランスよく配置されて、とてもシックな空間になっている。

リビングの天井は素材を変えて傾斜させ、トップライトを設けた。縦横ともに抜けのいい空間ができた。和室の天井はあえて低く。座って過ごす場所にふさわしい落ち着きを演出した。 

リビングからダイニング、和室へと、少しずつ床の高さが異なる。居る場所によって変化する視線の高さも、LDKの表情を豊かにする。段差に腰掛ければ、家族の会話も自然だ。

キッチンの背面収納には黒檀を使った。漆黒が高級感を増す。照明の使い方にも大人の上質感が感じられる。

随所に黒がきりっと効いて、大人の落ち着きをみせるLDK。リビング、ダイニング、和室の段差がなす水平線、キッチン背後の窓や飾り棚がなす水平線も美しい。

横長の鏡、その下のモザイクタイル、赤みのある木製家具に合わせた黒いガラスのトップなどが、ホテルの優雅でシックな洗面所を思わせる。

壁面にタイルを用いるなど浴室で過ごす時間の質も高めた。窓の外にはお湯に浸かりながら眺められる坪庭がある。

ビルダー情報

会社名 (株)サンプロ建築設計
代表者名 代表取締役 青柳 弘昭
建築業許可番号 長野県知事許可(般‐30)第22348号
所在地 〒3990701 長野県塩尻市広丘吉田662-9
電話番号 0120-364655 FAX番号 0263-85-4633
営業時間 塩尻・松本・長野/9:00〜18:30 、ショールーム/10:30~19:00  定休日
設立 2000年1月 資本金 1,000万円(2012年10月現在)
業務内容 新築住宅・住宅リフォーム・店舗・オフィス・古民家再生・ガーデニング/設計・施工、 ハウスクリーニング、インテリア用品・家具販売、住宅店舗設備機器販売、建物総合管理、不動産売買
取扱い工法 木造在来軸組工法
価格の目安 平均的坪単価 50〜80万円以上
アフター保証 住宅瑕疵担保責任保険〈㈱住宅保証機構、㈱日本住宅保証検査機構〉
取扱いエリア
取扱い坪単価 施工実績
ホームページ https://www.sunpro-style.jp
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