住まいの提案、栃木。 vol.3 (P52〜)掲載情報

建築工房AEON(株)

機能性とデザイン性を高次元で両立した、
大谷石の風合い豊かな店舗兼住宅

温かみのある肌合いの大谷石を前面に打ち出した、情緒豊かな外観が目を引く。福岡の小京都・秋月の名店「秋月とうふ家」で研鑽を重ねた施主のNさんが、生まれ故郷の宇都宮に構えた豆腐料理店・兼住宅である。自家製の豆腐や地元の旬野菜を用いた品々をコース仕立てで提供する店舗コンセプトに合わせ、施主が選んだのが「大谷石」だった。
この石の特徴は自然の柔肌感が醸す独特の風合いだが、実はその機能性にも目を見張るものがある。大谷石に含まれる天然ゼオライトは、たくさんの小さな穴が空いた多孔質構造。吸放湿効果に優れ、有害物質を吸着したり、シックハウスの防止や殺菌、消臭にも効果的とされる。また最近では放射能を無害化する素材としても注目されている。多量のマイナスイオンを放出することでリラックス作用があるという報告もあり、さらには吸音性・耐火性も高く、住宅や店舗に求められる様々な要件を高レベルで達成。古くからの建材でありながら、現代の住環境にベストマッチすることが科学的にも証明されている。この大谷石を使用するにあたっては、宇都宮市からの補助金制度を活用。コスト面でのメリットも多いに活かされた。
外観はメリハリを持たせるため、1・2階を通じて大谷石を用いるのはファサード部のみとし、他の外壁は1階に大谷石、2階には相性の良いグレーの窯業系サイディンングを採用。和のテイストの中にスタイリッシュなメリハリを効かせている。
夜間にはライトアップされたファサードが情緒感を誘い、流れの早い街道沿いにあっても人目を惹きつける。素朴な縄暖簾との調和もまた見事。年月を重ねるにほどに風合いを増していく大谷石。その表情の変化が、今から楽しみな一軒である。

それぞれ分厚い一枚杉から切り出したカウンターとテーブルが好一対を見せる客席。天井には梁を露出させ、古民家風のテイストを演出

天然素材をふんだんに用いたカウンターに、料理への期待が大きく膨らむ

手持ちの茶袱台の足に下駄を履かせレールの上に設置。2卓連結可能な堀座卓として活用している。左右に張り込まれた大谷石が空 間を引き締めつつ、中間の壁面には床の間のような緊張感を持たせた

新鮮な豆腐を手作りするため、専用の工房をキッチン横に併設している

黄金のボウルが目を引く洗面台。店内同様、主に大谷石と木材を用い、和の雰囲気を醸す

厨房奥の左側の扉は小上がりへ、正面ドアは居住エリアへと、それぞれ一直線につながる間取りとなっており、効率的な作業動線を実現している

厨房奥の左側の扉は小上がりへ、正面ドアは居住エリアへと、それぞれ一直線につながる間取りとなっており、効率的な作業動線を実現している

日本的な引き戸にパンチングパネルを組み込んだガラスを合わせ、モダンでスタイリッシュな雰囲気に仕上げた玄関。開け閉めが楽で開口も広い引き戸に、デザイン的な要素を巧みにプラスしている

ビルダー情報

会社名 建築工房AEON(株)
代表者名 代表取締役 和久 建一
建築業許可番号 栃木県知事許可(般-27)第24782号、建築士事務所:栃木県知事登録:B 第4474号
所在地 〒3210166 栃木県宇都宮市今宮4-8-2
電話番号 050-1269-2004 FAX番号 028-645-6530
営業時間 定休日
設立 平成22年11月 資本金 500万円
業務内容 一般住宅、マンションリフォーム業 ,新築、増改築
取扱い工法
価格の目安
アフター保証 住宅瑕疵担保責任保険
取扱いエリア 栃木県内
取扱い坪単価 施工実績
ホームページ http://www.kenkou-aeon.com/
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